日立のちょっと古いスライド丸のこ。

使ってる人は気付いてないことが多いです。
安全カバーの戻り不良。

 

下げても上がらなかったり上げても降りなかったり。
原因は・・・完全に商品の造りですよね。

この症状の個体は、なぜかはわかりませんがカバーを上げ下げで連動して動くバネが
どこかになくなってしまっています。
もちろん外すのは結構面倒なのでわざと外す人はほぼいません。
取り回しが悪いのか、錆びて折れるのかわかりませんが、、、

それで、逃げ道のなくなった切り粉が色んな所に詰まって
ベアリングの隙間にギッチリ詰まります。
お次は切り粉が湿気で水分を含んでベアリングが機能しなくなります。

入念に掃除をしている人でも、毎回刃を外して、カバーも外して掃除する人いませんから。。

ベアリングを掃除、グリスアップor交換
バネを新しく取り付けで修理は完了しますが
カバーが開きっぱなしの刃がむき出しの状態で固着してしまう状態で
下手すれば事故に繋がる恐れがあるのに、メーカーリコールってないのが不思議ですね。
発売から20年以上立ってるから知らないってのは工具メーカーとしてどうなんでしょう・・・

あ、ちなみにマ○タでは同じトラブルは見たことないです。